東京都の不登校特例校についてまとめました。
また 東京都にある不登校特例校にどんな特徴があるのかや場所についても解説しています。
【東京都の不登校特例校1】八王子市立高尾山学園小学部・中学部の特徴
八王子市立高尾山学園小学部・中学部の特徴についてご紹介いたします。
ここの学校は、不登校児童生徒のための市立小中一貫校になっています。
構造改革特区として開設されました。
この学校に入学を希望する場合は、まず転入する前にまゆり教室に通って、この学校に適応できるかどうか見ていく方法になっています。
学年で区切るのではなく、超えた習熟度別ステップ学習や小学校1・2年次における「総合的な学習の時間」を取り入れてみたり、また多様な体験活動なども行なっている学校です。
集団活動の機会も多く取り入れていて、社会性も養うための助けになっています。
自信を持って学校に通うことができるようにサポートしていますよ。
対象になる生徒は、八王子市内在住の不登校児童・生徒になっています。
また、年間30日以上の欠席、または保健室や相談室登校、適応指導教室に通っていて、現在もその状態が続いていることも条件の1つになっていますよ。
生徒一人一人が心と体を鍛えることができるような指導方針になっています。
心身ともに健康な人間の育成をします。
生徒には無理をさせず、生徒ができることを活かし、伸ばしながら勉強に取り組んでいきます。
集団行動やものを作ることを通して、それぞれの技術や能力を伸ばしつつ、感性が豊になれるように、フォローしていく学校です。
また、体験学習も多く取り入れていますよ。
教員、心理相談員、スクールカウンセラー、プレイルーム指導員、講師、高尾山学園指導補助員等が積極的に連携していくシステムになっているので、些細なことも相談できるので安心ですよ。
住所 | 〒193-0944 東京都八王子市館町1097−30 |
公式ホームページ | https://hachioji-school.ed.jp/takao3g/ |
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【東京都の不登校特例校2】東京シューレ葛飾中学校の特徴
東京シューレ葛飾中学校の特徴をご紹介いたします。
この学校は、『子供がつくる、子供とつくる』がモットーになっています。
2007年の4月に開講されました。
定員は120名で、不登校の子どもたちのための学校となっています。
不登校の子供達が、安心して通うことができ、笑顔で過ごすことができるようにと思い作られました。
一般の中学校の授業よりは、少し少なめの時間割になっていて、ゆったりと学校生活が送れるようになっていますよ。
子供の個性を伸ばせるように工夫されています。
この学校も文部科学省から認可を受けた不登校特例校です。
自分のペースで勉強し、学校にも通うことができますよ。
子供の意思を尊重するシステムになっています。
子供自身が考え、決めることができるように、自己決定を大切にしてくれています。
何を勉強したいか、どのように過ごしたいかも自分で決めていく形になっています。
選んだ責任も学んでいくことになります。
自分のペースも大切にしてもらえるので、決して無理はありません。
学校への通い方、授業への参加の仕方などもその子その子の、自分のペースに合わせて選ぶことが可能なのです。
また、授業の場所も自分が安心できる場所を選ぶことができますよ。
必ずしも教室で授業を受けなければいけないということはありません。
クラスは、ホームといい、1年から3年生までが一緒になっていて、先輩、後輩という区切りもないのです。
一緒に活動を行う仲間として設定されています。
通えない子供のためには、ホームスクール部門もあります。
「IT等を活用した在宅学習を出席扱いにする制度」も導入されている学校です。
住所 | 〒124-0024 東京都葛飾区新小岩3丁目25−1 |
公式ホームページ | https://katsushika.shuregakuen.ed.jp/ |
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【東京都の不登校特例校3】NHK学園高等学校の特徴
NHK学園高等学校の特徴をご紹介いたします。
この学校は、「生活実習」や「職業技術科目」など実習・体験型の学習をすることができますよ。
これらをすることで、達成経験の積み重ねを尊重し、生徒の社会性や自立性の育成、活動意欲や学習意欲が上がるように指導します。
2004年に文部科学省「研究開発学校」に指定され、2008年からは不登校特例校として開講しました。
自宅での学習が充実しているのが特徴です。
通信制高校の中でも必要なスクーリングの出席が少ない学校でもあります。
月1~2回の登校、もしくは年1回・3~4日間の登校となっていますよ。
教員が一人一人に寄り添って指導してくれます。
自分が何がしたいか、自分のスタンスに合わせて選ぶことができるので、ストレスになることもないですよ。
その子に合ったコースを選択してくれるので、無理なく学ぶことのできる環境になっています。
生徒のケアもしっかりしています。
専門の方が必ずついているので、生徒が困ってSOSを出してもすぐにフォローしてもらえる環境になっていますよ。
住所 | 〒186-8001 東京都国立市富士見台2丁目36−2 |
公式ホームページ | https://www.n-gaku.jp/sch/ |
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【東京都の不登校特例校4】調布市立第七中学校はしうち教室の特徴
調布市立第七中学校はしうち教室の特徴の特徴をご紹介いたします。
この学校は、生徒1人1人の状況に合わせて、個別に指導できるシステムになっています。
不登校で学べなかったことを、取り返すことができますよ。
年間の総授業時間数を1015時間だったものを910時間にしてあります。
ゆとりを持って勉強することも可能なのです。
体験活動などで考えたことを、自分自身の得意とする方法で、表現する「表現科」というのもありますよ。
自分の思ったことをそのまま表現することができるので、子供達ものびのびすることができます。
コミュニケーションをどのようにしたら良いのかも経験とともに学ぶことができますよ。
普通の教育の他に、このようなことも学ぶことができる学校です。
その子のペースに合わせて勉強ができるので、焦らされるということもありません。
ゆったりと過ごすことで、悩みや不安から解放されますよ。
この学校に通うことができるのは、調布市立中学校の生徒で、心理的な要因により、通常の学級において不適応を起こし、不登校となっている生徒及び、調布市立第七中学校不登校特例校分教室入退室検討委員会が適当と認めた生徒?となっています。
住所 | 〒182-0007 東京都調布市菊野台3-27-38 大町スポーツ施設内 |
公式ホームページ | https://www.chofu-schools.jp/chofu7/tokushoku/documents/2018HASHIUCHI_leaflet.pdf |
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【東京都の不登校特例校5】東京シューレ江戸川小学校の特徴
東京シューレ江戸川小学校の特徴についてご紹介いたします。
この学校は、子供たちのペースを大切にした学校です。
一人一人の個性を尊重しながら、その子に合った学習方法を見つけていきます。
学習進度もそれぞれ違うので、個別で授業を設けています。
2020年4月に開講されました。
定員70名(現在は4~6年生の定員51名)になっていますよ。
ここの学校は私立になります。
学校の中に、子供の居場所ができるように工夫されています。
学校のことは、子供達が意見を出し合って作れるような体制になっています。
学校が押し付けるのではなく、自分たちがどうしたいかを考えられる場所になっていますよ。
色々な体験を通して、学ぶことができるように工夫されています。
もちろん座って学ぶ時間もありますよ。
『プロジェクト』という自分の興味や関心のあるテーマを選んで取り組んでいく活動もあります。
のびのび過ごすことができるので、とても良い学校ですよ。
住所 | 〒133-0057 東京都江戸川区西小岩2丁目4−1 |
公式ホームページ | https://edogawa.shuregakuen.ed.jp/ |
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【東京都の不登校特例校6】福生市立福生第一中学校の特徴
福生市立福生第一中学校の特徴をご紹介いたします。
「プロジェクト学習」を教科として新しく作りました。
各教科を横断的・合科的に扱い、自分が興味を持ったことについて自ら探究することができるシステムです。
自分なりの答えにたどり着くことによって、続けられる力や自発的に行動する力を育てることができますよ。
子供の状況に合わせて、勉強の方法も工夫されます。
学習状況に応じて、ICT機器なども使って学習で足りない部分を補います。
社会的に自立できるように、必要なことを学ぶことができますよ。
生徒一人一人に合わせて勉強できるようになっているので、競争を仰ぐということもありません。
ゆったりのんびり、構えながら自分のペースを崩さずすることができるのです。
学習量や学習ペースもそれぞれに合わせて選ぶことができますよ。
自分で、どのように学びたいか、学ぶ内容なども選択することができます。
学びのスタイルも自分でデザインできるので、ほんと良いですよ。
自発的な行動ができるように促します。
住所 | 〒197-0003 東京都福生市熊川845 |
公式ホームページ | http://fussa-1j.hs.plala.or.jp/ |
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【東京都の不登校特例校7】大田区立御園中学校の特徴
大田区立御園中学校の特徴をご紹介いたします。
学校が生徒にとって安心の場となるように工夫されています。
挨拶と笑顔が絶えない雰囲気の学校になっていますよ。
自分で勉強したい課題を見つけ、その課題に沿って思考・判断
・表現することで、さらに課題を解決する資質や
能力を引き出すことができます。
ICTを利用して授業も展開されていますよ。
タブレットも使って授業をしたりしています。
個別の学習時間も設けられているので、それぞれ、自分のペースに合わせて勉強をすることができます。
遅れている場合は、遅れを取り戻すことも可能ですよ。
「キャリア教育」も新設されています。
学んだことが、自己の将来につながるように、基礎を学んだり、能力をさらに伸ばせるようにしたりして身につくように勉強することができます。
校外学習も多く取り入れられていますよ。
住所 | 〒144-0051 東京都大田区西蒲田8丁目5−1 |
公式ホームページ | https://www.ota-school.ed.jp/misono-js/index.html |
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【東京都の不登校特例校8】世田谷区立世田谷中学校の特徴
世田谷区立世田谷中学校の特徴をご紹介いたします。
令和4年4月に不登校特例校分教室「ねいろ」が開講されました。
基礎的な学習のほかに、子どもたちの興味や関心に合わせた「キャリア・デザイン学習」も取り入れています。
色々な体験活動を通して、子供たちのチャレンジの意欲も育んでくれるのです。
生徒1人1人に合わせた授業になっています。
生徒それぞれの得意な分野や好きな分野について学びを深めることもできますよ。
学校にもう一度行きたい、学習を頑張りたいと思えるように、サポートしてくれます。
お互いに協力しながら学ぶことで、個性を伸ばし、探究心をさらに発展させ、コミュニケーション能力も育てていきます。
幅広い視野等の育成も目指すようになっています。
この学校に通いたい、対象となる学生は、世田谷区に在住している生徒、不登校(連続または継続して30日以上欠席している生徒)または不登校の傾向
がみられる児童・生徒、世田谷区不登校特例校分教室入退室検討委員会が入室することを認めた児童・生徒になっています。
この学校に通う前に、体験もできるので、相談してみると良いでしょう。
それぞれの子供のペースに合わせて授業も進むので決して、無理をさせるということはありません。
住所 | 〒154-0022 東京都世田谷区梅丘3丁目8−1 |
公式ホームページ | https://school.setagaya.ed.jp/tseya/ |
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